2018年の夏に注目すべき「高配当株」を紹介!
投資のプロが「買い」「強気」と診断する2銘柄とは?
発売中のダイヤモンド・ザイ8月号では「人気の株500激辛診断&2018年後半の勝ち戦略」を大特集!
投資のプロ100人による日経平均株価の「高値」と「安値」の予測に加え、2018年後半の投資戦略を公開。
お馴染みの人気株500の激辛診断では、2019年3月期の最新予想を分析している。
特集内では「2018年夏の高配当株」と題し、激辛診断でプロが「買い」「強気」と診断した高配当株を7銘柄公開。
今回はそのうちの2銘柄を抜粋するので、銘柄選びの参考にしてほしい。
配当利回りは3%台後半、なかには4%近くの銘柄も!
相場急落時にも比較的底堅い、注目の高配当株2銘柄を公開
配当利回り3%超の株は、相場の下落局面でも急落に巻き込まれづらく、
比較的安心して持てるのが特徴だ。
ただし、業績が不調で株価が下落し、その結果として配当利回りが高くなっている株では、選択する意味がない。
ダイヤモンド・ザイの特集「人気の株500激辛診断&2018年後半の勝ち戦略」では、
プロが人気銘柄を「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価しているが、
ここでは「買い」「強気」と診断され、配当利回りが3%台後半と高水準な株を2銘柄紹介する。
まずは住宅メーカー大手の「積水ハウス(1928)」。
「積水ハウス」は、戸建・賃貸住宅事業などの請負型ビジネスや、リフォーム事業などのストック型ビジネス、分譲住宅事業などの開発型ビジネスによってバランスよく稼げる体制を構築している。
海外ビジネスも強化しており、宅地の販売が好調な米国をはじめ、中国やシンガポールなどアジア進出にも積極的。
海外分野の利益貢献が今後のカギに。株価は派手さこそないが、4月以降はゆるやかな上昇トレンドが継続。4%近い配当利回りも株価の下支えとなるだろう。
続いては、資源に強みを持つ商社の「三菱商事(8058)」。
「三菱商事」は商社で利益がトップ。
今期純利益は、アナリスト予想を上回る、前期比7%増の6000億円を見込む。
前期に廃坑費用を計上したエネルギー部門が今期は増益となり、金属部門の価格下落をカバー。
資源価格の変動に耐性が出てきた点はポジティブだ。
「三菱商事」の配当は5円増配の年115円。
ライバルの「三井物産(8031)」は、今期の利益は微増の計画で、年間配当は70円と据え置きだ。
「三菱商事」は配当利回りも3%台半ばと高く、同業他社と比べて割安。
アナリストの投資判断は、3ヵ月前の「強気」から「買い」に引き上げとなった。