2018-03-15 仮想通貨ブーム、まだ「一攫千金」狙えるか❓❓プロが教える通貨リスト 昨今のブームを前に、仮想通貨に手を出すべきか、☁ 出さざるべきか――初心者はハムレットのような心境になるもの。☁ 投資の「プロ」は“今後”をどう見ているのか❕❓ 「短期的には値下がりのトレンドを迎えると思います」💬 と述べるのは、投資ライターの高城泰氏である。💬 「仮想通貨の基盤になっているブロックチェーン技術をインターネットに擬(なぞら)えるとわかりやすい。💬 2000年前後、ITバブルがありましたが、その際のヤフーやアマゾンの株価を見ると、💬 急速に上がって翌年には崩壊し、ピークの10分の1程度になっています」💬 これまでの仮想通貨の値の推移も、これと似た曲線を描いている。💬 すなわち、仮想通貨のバブルも既にピークを迎えたのではないか――と言うのである。💬 もっとも一方で、長期的な視野に立てば、仮想通貨の可能性は必ずしも否定できないそうで、💬 「そのアマゾンも一旦、株価が落ちた後、徐々に回復し、今ではITバブル時の15倍に。💬 つまり、技術とそれを利用したサービスそのものに社会的な価値があれば、💬 長期的には需要は伸び続けるのです。仮想通貨の価値が今後上がっていくかどうかは、💬 社会に必要な存在になれるかにかかってくる」(同)💬 では、その観点から、これから仮想通貨を買うのであれば、どんなものがおすすめなのだろうか。 「将来のビジョンが明確で、それに従って開発が行われ、 その進捗状況がオープンなコインを選ぶべきです」 と述べるのは、『ビットコインのすべてがわかる本』の著者、高橋諒哲氏。 👊🔥「その視点で見れば、選択肢はビットコイン、イーサリアム、XRP(リップル)の3つ。 ビットコインは仮想通貨という概念を作り出し、イーサリアムは、決済以外の用途にも幅広く対応できる柔軟な設計になっています。 💨XRPも、自社のブロックチェーンを使って、世界中の銀行の国際決済を行うことを目指している。 この3つには他にない独自性やビジョンがあるのです」 逆にその他の仮想通貨は、多かれ少なかれこの3つのトレースに過ぎず、 淘汰の危険性があるというのだ。 前出・高城氏も言う。 🔥「私もビットコインを勧めます。 最も古い仮想通貨で、優秀な技術者が集まって進化が続いています。 🔥次がイーサリアム。 今の値は、ビットコインの10%ほどですが、実用性を見ればこれは低すぎる。 今後、ビットコインの50%程度まで上がっても不思議ではありません」 これらの仮想通貨は、日本の取引所でも購入可能。 確かに初心者にもわかりやすい反面、評価が定着しているので、 今後、上がり幅が少ないという面もある。 「一攫千金」、大穴コインはないのか。高城氏が続ける。❕ 「コインを取り巻くコミュニティの規模と時価総額の間には、 一定の相関関係があります。 その点で言えば、コインのツイッターのフォロワー数が多いのに、 👊時価総額の低いコインが狙い目。 🔥タイ発の👉『OmiseGO(オミセゴー)』や 🔥アメリカの👉『Dogecoin(ドージコイン)』などがそれに当たる“割安通貨”です」 また、さる業界関係者が言うには、 🔥「現在、量子コンピューターが開発中です。 このコンピューターの能力は圧倒的で、仮想通貨の暗号をすべて無効にできるほどの力がある。 そんな中、これにも対応可能と言われているのは、🔥👉エイダコイン。 これなどは、量子コンピューターが一般に普及した将来には、 価値が1000倍、1万倍に上がっているかもしれない。 長期的に持つのなら、格好の材料だと思います」 「週刊新潮」2018年3月8日号 掲載