🌱利回り4%超も。「10万円以下」で買える、⚡好配当利回り株の選び方

三菱ケミカルを評価する理由

三菱ケミカルHDは、前期(2018年3月期)に、純利益が前期比36%増の2,117億円と最高益を更新しました。

MMAモノマーの市況上昇でケミカル部門の利益が大きく拡大したことが寄与しました。今期(2019年3月期)の純利益(会社予想)は、前期比0.6%増の2,130億とほぼ横ばいの見込みです。ケミカル部門の利益が高水準を維持しています。

ただし、ケミカル部門は市況変動によって、収益が大きく変動するので、高水準の利益が出てもあまり評価できません。

私が三菱ケミカルを高く評価するポイントは、中長期的に成長が期待される高機能化学品やリチウムイオン電池材料など戦略製品を、数多く保有していることです。応用分野として、自動車・半導体・食品などがあります。

その他の銘柄コメント

買ってみたい8銘柄の中に、三菱UFJ・みずほと、銀行が2つ入っています。私は、銀行に投資するならば、海外で収益を拡大させている3メガ銀行に限定すべきと考えています。日銀の低金利政策でダメージを受け、収益悪化が長引く地方銀行には、投資すべきでないと考えています。

3メガ銀行では、三菱UFJFGとみずほFGのほか、三井住友FG(8316)も、予想配当利回りが4.4%と高く、投資魅力は高いと考えています。ただし、三井住友FGは、最低投資金額が約39万円と大きいので、上記リストには入りません。3メガ銀行の中で比較すると、海外収益拡大で先行する三菱UFJの魅力が一番高いと判断しています。

丸紅・双日は、総合商社です。丸紅は、今期(2019年3月期)の純利益(会社予想)が前期比9%増の2,300億円と、2期連続で最高益を更新する見込みです。双日は、最高益には届きませんが、同様に業績好調です。足元、原油など資源価格が下がっているため、今後、資源事業の利益が減少する可能性がありますが、非資源事業の利益拡大でカバーすると予想しています。

中長期に両社を高く評価するのは、非資源事業を積極的に拡大してきたからです。資源事業の利益は不安定で高くは評価できません。ただ、両社とも世界景気敏感株で、世界景気が悪化すると株価が下がる可能性があることには、留意が必要です。

スカパーJSATは、有料多チャンネル放送のスカパー事業の利益が不安定ですが、衛星のJSAT事業が安定高収益となっていることを評価しています。

JXTGホールディングスは、新日本石油新日鉱ホールディングスが統合してできた会社です。石油精製・非鉄精錬・資源開発事業などを行っています。原油価格急落の影響で、短期的には収益悪化が懸念されますが、中長期的に安定収益を確保していくと期待しています。

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私が投資してみたいと考える8銘柄

スクリーニングで選んだ銘柄に、機械的に投資するのは得策とは言えません。

配当利回りが高めの銘柄には、将来、減配になるリスクもあるからです。

ここから、さらに絞り込む必要があります。証券会社4社(大和・野村・東海東京カブドットコム)について、私は投資判断を述べることはできませんので、この4社を除いた29社から選別します。

 

投資魅力が高いと考える順に並べると以下の通りです。

筆者がファンドマネージャーならば買ってみたい8銘柄

コード銘柄名配当利回り業種最低投資額

👉7201日産自動車6.3%自動車90,370

👉4188三菱ケミカルHD4.5%化学88,630

👉8411みずほFG4.3%銀行17,490

👉8002丸紅4.2%商社 80,040

👉8306三菱UFJFG3.9%銀行 57,130

👉9412スカパーJSATHD3.8%情報通信 47,900

👉2768双日3.6%商社 41,200

👉5020JXTGホールディングス3.3%石油 60,550

金額単位:円 ​出所:楽天証券スーパースクリーナーより筆者作成

 

日産自動車に投資ポジションを持ちたいと考える理由

日産株の投資リスクは高いが、極めて割安と考えられる水準まで売り込まれたので、少しだけ投資ポジションを持ちたいと思います。個人投資家の場合、100株だけで良いと思います。

ゴーン元会長逮捕のニュースが出てから、経営の混乱・ブランドイメージ低下・親会社ルノーとの関係悪化などのマイナス影響が出始めています。日産株が、ニュースに反応して、急落したのは当然と考えられます。

ただし、冷静に考えて、ゴーン元会長が去ることは、悪いことばかりではありません。日産が、仏ルノーの支配を脱し、経営の自主権を取り戻すきっかけとなる可能性もあります。日産は、経営危機に陥っていた1999年にルノーから約8,000億円の出資を受け、経営危機を脱しました。最高経営責任者に就任したゴーン氏のもとで1兆円を超えるコストカットを行って財務を立て直しました。その後、世界中で販売を拡大し、高収益企業に生まれ変わりました。そのことについて、日産は、ルノーに恩があります。

ただし、それは20年前の話です。今、高収益企業に生まれ変わった日産は、収益悪化に苦しむルノーを、逆に支える存在になっています。ところが、経営危機を救ってもらった時にできたルノーを親会社とする経営体制は変わっていません。現在でも、ルノーは日産の発行済株式の43.4%を握る親会社です。日産は、ルノー株を15%保有していますが、ルノーの子会社であることは変わっていません。そのため、日産の経営は、事実上、ルノーに握られた状態が続いています。

子会社が親会社よりも力を持った状態を、「資本のねじれ」といいます。日本で過去の例をあげると、かつて「イトーヨーカ堂セブンイレブンの親会社だった」「ニッポン放送がフジテレビの親会社だった」のが、「資本のねじれ」です。さまざまな問題を生んだので、今は、資本を組み替えて、ねじれを解消しています。

力をつけた日産が、ルノーの子会社である「資本のねじれ」が、さまざまな問題を生じています。ゴーン元会長は、当初日産の収益回復に全力を尽くしましたが、ルノーの最高経営者を兼務するようになってから、次第にルノーの利害で動く面も見られるようになりました。その矛盾は、次第に無視できないものになりつつありました。

フランス政府は、ルノーに15%出資する大株主です。フランス政府は、ルノーへの出資比率を30%に高めるとともに、日産をルノーの完全子会社にし、フランスに製造拠点を移させることを構想するようになっていました。ゴーン元会長は、この構想に反対し、日産を守っていたと言われますが、それでも、フランス政府の意向を汲んで動かざるを得ない面もあったと考えられます。日産の製造拠点をフランスに移すように、誘導していた可能性もあります。

今から10年以上前ですが、私は、日産自動車の経営説明会で、ゴーン元会長のプレゼンを何回も聞きました。よく聞いたのは、「人件費の高い国には投資しない」という話しです。日本ではなく、メキシコなど新興国に積極投資していく戦略を説明するときに出ていた話です。それは、日産が生き残るために必要なことだったかもしれません。ただ、フランスに生産を移していくという、今の戦略は、当時聞いた話から考えると、整合性がありません。フランス政府の意向が、日産の経営の舵取りに影響している可能性があります。

ただし、ゴーン氏の元で決められた経営方針すべてが、問題含みと言うつもりはありません。日産にとって、有益な判断もありました。たとえば、次世代自動車の開発で、ハイブリッド車に深入りせず、電気自動車に傾斜していったのは、今となっては良い判断だったと言えます。おかげで、日産は、世界の自動車大手の中では、電気自動車の開発で先行している方です。

👏この男はなぜ“稼げる”のか。投資家として生まれ変わった「新生・与沢翼」を徹底解剖!

あの“秒速1億男”が語り尽くす「稼げる人」論

お金といえばこの人。「秒速で1億円稼ぐ」と言われたがあの男がマネ凸に登場です!

ネオヒルズ族”の代表的存在としてとして一世を風靡した与沢翼さん。

しかし2014年、自身が代表を務めていたフリーエージェントスタイルが経営破綻状態にあることをブログで告白。その後はシンガポールに移住し、投資家として再スタートを切りました。

そして、見事に復活。

与沢翼という男は、なぜビジネスのドメインを変えても相変わらず稼ぎつづけることができるのか。その理由を徹底解剖したロングインタビューをお届けします!

〈聞き手=渡辺将基(新R25編集長)〉

2018年夏、わずか2カ月でマイナス20キロのダイエットに成功した与沢さん。普段はドバイに住んでいますが、日本に帰ってきたタイミングを見計らって取材交渉しました

与沢さん: はじめまして、与沢です。

渡辺: 今日は楽しみにしてました。よろしくお願いします!

与沢さん: よろしければ、コーヒーか何か飲まれますか? そちらにいらっしゃるカメラマンさんも。

渡辺: え? あ、ありがとうございます!(イメージと違ってすごい腰が低い人だな…)

現在の資産総額とそのポートフォリオは?

渡辺: 早速ですが、まずは与沢さんの資産について教えてください。

現在の総資産額はどれくらいなんでしょうか?

与沢さん: 不動産が多いんですが、それを取得原価で計算すると、だいたい70億円ぐらいですね。

渡辺: ちょっとリアリティのない数字ですね…

これまで取材してきた経営者の資産のほとんどは自社株の評価額でしたが、与沢さんはそうではないですもんね。その状態で70億円…

与沢さん: 仮想通貨が当たって、2017年だけで25億円稼いだんですよ。

渡辺: “億り人”どころじゃないですね…

70億円の内訳はどうなっているんでしょうか?

与沢さん: 不動産が45億円くらいで、残り(25億円)がキャッシュ・社債・株・仮想通貨・生命保険・投資信託などですね。

渡辺: そんなに不動産に投資しているのはなぜなんですか?

与沢さん: 不動産は手間もかかるしそんなに儲からないんですけど、資産として底堅いんですよ。

株や仮想通貨みたいにいきなり価値が10分の1になることもないし、資産の保全効果があります。

あとは単純に僕が不動産好きというのもありますね。もともと不動産屋をやりたいと思ってたくらいなので。

渡辺: 不動産は家賃収入も入ってきているんでしょうか?

与沢さん: いや、これまで40戸をすべて現金一括で買ってますけど、まだひとつも貸してないです。

すべて完成前の物件に投資をしてきたので、いまどんどん引き渡しが始まってきていて、稼ぐのはこれからですね。

今後は完成後にこちらの希望価格で買いたいという人がいれば売るし、その条件で買い手がつかないなら家賃収入で外貨を得ることになると思います。

定期収入にはどのようなものがある?

ちなみに、この時計は300万円ぐらいらしいです(おそらく資産にはカウントしていない)

渡辺: 現在の定期収入にはどういったものがあるんでしょうか?

与沢さん: 保有している社債投資信託、運用型保険などは配当があります。

新興国通貨建てなら利回り10%を超えるような商品もあるんですが相当リスクが高いので、私の場合はドル建てで利回り5%前後の格付けが高いものだけを買ってますね。

それでも、配当や利息収入だけで年間9000万円くらいあります。

渡辺: 配当だけで十分生活できますね…

与沢さん: もっと収益が大きかったものとして、2018年の秋頃までは1案件300万円でSNSを活用した広告ビジネスも積極的におこなっていました。

ただ、広告中心だと不本意な情報発信になることもあるためそれは止めて、2019年は自分なりの情報発信サービスをやっていこうと思ってます。

渡辺: 1案件300万円…そういった収入は何に使ってきたんですか?

与沢さん: ほぼすべて投資に回してました。毎月不動産を買ってきましたし、2018年は社債と保険にも11億円投資しました。

いま日本に来て久しぶりにお金を使ってますけど、普段は服もZARAで済ませてますし、通常は生活費も月に30万円くらいしかかかってないですね。

それ以外の99%の収入を毎月安全な資産に振って、配当収入で生きられるようにしています。

破綻後、なぜ投資の世界に?

渡辺: ところで、与沢さんはフリーエージェントスタイルが経営破綻状態になってから、なぜ投資家になろうと思ったんですか?

与沢さん: まず、いろいろな失敗を経て自分に経営能力がないと思ったんですよね。

個人のキャラクターを活かすことは得意なんですけど、やはりプレイヤーなんですよ。

渡辺: なるほど。

与沢さん: また、日本でひと通りいろんな経験をして次は海外に行ってみたいという思いが強くなったんですが、英語も話せないし人脈もない自分が海外で生きていける方法はなんだろうと考えたときに、長期的には投資しかないなと思ったんですよね。

投資なら1人でやっていけるし、場所も選ばない。

そこで、自分の強みである「インフルエンス力」と「投資」をかけあわせて勝負しようと決意しました。

渡辺: 投資が自分に向いていると思った理由はなんですか?

与沢さん: 僕、悩まないんですよ。直感力があるというか。

たとえばドバイに移住することも1回旅行しただけで決めましたし、不動産の視察でも、玄関を開けて数秒で買うと決めることもあります。業者の人が引くぐらいのスピードで(笑)。

とにかく、ビビビときたら狂信的に実行するタイプなんです。

渡辺: すごい思い切りのよさですね。

与沢さん: 投資というのは「いつ買う(売る)のか」そして「いくら買う(売る)のか」を決断して、勇気を持って実行することが重要なんです。

迷っちゃう人は機を逸することがあったり、勝てるときに小さく張っちゃったりするんですよ。

投資で成功するには、勝てるタイミングで大きく張らないといけない。

ちょっと危ういところがあるかもしれませんけど、自分は天性のギャンブル気質を持っているというか、勝負ごとが好きなので、その意味でも投資に向いているなと思いますね。

昔の与沢翼といまの与沢翼は何が違う?

渡辺: 過去の失敗で反省したこともあると思うのですが、昔の与沢さんといまの与沢さんはどこが違うんでしょうか?

与沢さん: 全然違いますね。挙げたらキリがないんですけど、たくさんのマイルールができました。

たとえば、アパレルをやってるときはめちゃくちゃ借金してましたし、組織をどんどん大きくしてましたけど、いまは組織化や拡大は一切しません。借金もしない。

あと、昔は「無理をする」が信条だったんですけど、いまは一切無理しません。すぐ逃げる。

人ともまったく会ってません。昔は「カンタンに詐欺れる人」と言えば与沢だったんですよ。

渡辺: そうなんですか?(笑)

与沢さん: はい、すぐ詐欺られてました。でも海外に出てからは1回も詐欺に遭ってないですし、人に営業された商品も買ってません。

交友関係、生き方すべてが変わりましたね。

渡辺: でも与沢さん、破綻した直後は「質素に生きる」と言いながらまた派手にお金を使ったりしていませんか…?

与沢さん: それなんですけど、僕よく「ウソついた」って言われるんですよ。ダイエット後も「炭水化物食べないって言ってたのに食べてるじゃん」とか。

ただこれって、言ってみれば憲法を改正しただけの話なんです。

宣言したときはホントにウソをつくつもりはなくて、本心で言ってますから。でも、社会の人たちはそれをウソだと批判するんです。

渡辺: なるほど…

与沢さん: でもたとえば、「一生あなたのことを愛します」って言って結婚したのに離婚してしまうカップルってたくさんいるじゃないですか。

この2人も、もちろん最初はラブラブだから結婚するわけですけど、気が変わったりいろんな状況の変化があったりして別れてしまうわけで。

渡辺: たしかにそうですね。

与沢さん: 人間なのでこういうことは普通だと思うんですけど、僕の場合はこのサイクルがめちゃくちゃ早いんです。

「いまはこれだ」と狂信的に自分を信じるというか、言葉で自己洗脳してその規律通りに動くことで目標を達成するタイプなので。

もちろん、破綻したときは復活しなきゃいけないと思ってたから「これからは質素に生きます」と宣言しましたけど、「やっぱり贅沢もいいな」みたいに思うこともありますし(笑)。

渡辺: ピュアにそのときの気持ちに従って生きているだけだと。

与沢さん: そうですね。だから「どっちが本当の自分か」とかではなくて、「いまの自分はこれ」って感じなんです。

与沢翼の投資スタイルをさらに深掘り!

渡辺: ちょっと話を戻しまして、与沢さんの投資スタイルをさらに深掘りさせていただきたいのですが、先ほど言っていた「直感で意思決定する」というのは「吟味せずに買う」のとは違いますよね?

与沢さん: もちろんです。論理的判断というのは常にウラにあって、ものすごい吟味してます。

たとえば、僕がまだ終わっていないと思えるネット銘柄のなかにミクシィアカツキ、アエリアという3企業があります。

渡辺: 我々にも馴染みのある企業たちですね。

与沢さん: たしかにこれらはゲーム関連銘柄なので、今は市場から見放されています。

ミクシィも年末の株式相場の崩れで相当に安くなりましたが、今なお年間で数百億円の純利を生む力があります。

まずこれが軽視されすぎていますし、現預金でも1500億円持っている企業なんですよ。

渡辺: 減収とはいえ、財務基盤は盤石ですね。

与沢さん: はい。このお金でこれから有望な企業やビジネスを買収していけば、確実にまた風が吹くタイミングが来るはずです。

PERとか純資産だけじゃなくて、これまでの歴史やブランドとか、財務諸表に載らない資産まで含めてロジカルに計算すると、現在のミクシィ時価総額は本来評価の3分の1ぐらいだと思っていますし、風が吹けばいまの5倍くらいまでいく可能性もある。

渡辺: そんなに伸びる可能性を感じてるんですか。

与沢さん: 投資ってのは、風が吹くかどうかなんですよ。社会のテーマになれるかどうか。そういう可能性まで考えたうえで、最終的には直感で判断するという感じです。

ちなみに風という意味では、自分がダイエットをしていることもあって次は健康産業に注目してますね。健康はこれからマーケットのキーになると思ってます。

渡辺: 最近、若いのに健康意識が高いビジネスマンも増えてますよね。

ちなみに、やっぱり与沢さんも基本的には自分の興味があるジャンルの株を買っているんですか?

与沢さん: はい。土地勘がないことはできないですね。

たとえば僕は(BtoBの事業経験がなくて)BtoBの会社のことはよくわからないので、買う銘柄はすべてBtoC(の会社)です。

渡辺: 実際に投資してる会社の商品やサービスを使ったりも…?

与沢さん: しますね。たとえば、アカツキの『ドッカンバトル』というゲームは実際に自分でプレイしてみましたし。

渡辺: ちなみに、(デイトレードを除いて)そうやって吟味して買った株は長期保有するんでしょうか?

与沢さん: はい。個別株も仮想通貨も基本的にはBuy&Holdです。

渡辺: では、カンタンに損切りしたりはしないと?

与沢さん: しません。

もちろんその銘柄に看過できない異変があったり、マーケット状況が深刻に悪化すると思えば例外的に撤退することはありますが、基本的には一回信じて投資したらその銘柄が廃業するまで持つ、心中するつもりでやります。

リップル(仮想通貨)もまだ大量に保有したままです。

渡辺: おお、男らしいですね…

与沢さん: 「勝つまでやめるな」っていう本があるんですけど、昔それを読んで感動したんですよね。投資だけじゃなくてビジネスはすべてそうだなと思っていて。

どんだけ恥かいて、どれだけバッシングされようと、勝つまで逃げない。絶対に表舞台から消えない。

だから僕は、そのプロセスにおいてはどれだけバカにされてもいいと思ってるんです。

ギャンブルだと言われる短期トレードでなぜ勝てる?

渡辺: 与沢さんって、デイトレードもやりますよね?

与沢さん: はい。特に資金が少ないときは短期トレードをするしかないと思ってました。

長期投資となると最低で1000万円、できれば1億円の元手があるのがベストです。

100万円くらいの元手だと、複利でずっと資金を増やしつづけたとしても、そこから1000万円に行くまでにすごい時間がかかっちゃうので。

渡辺: ただ、よく「短期トレードはギャンブルだ」と言われます。そこはどうお考えでしょうか?

与沢さん: やはりギャンブルの一種ではあります。

レバレッジ管理や資金投入量を間違えると一瞬でとんでもない元本毀損を起こしますし、感情的になっても負けます。

渡辺: でも与沢さんは勝てると思っているからやっているんですよね?

与沢さん: そうですね。

渡辺: なぜそう言い切れるんでしょうか? デイトレードで稼げる人の特徴が知りたいです。

与沢さん: 短期トレードで勝つために重要なのは、「値動きのパターンを浴びるように見てきたかどうか」です。

過去の経験から「浅すぎてまだ入るには早い」とか「売られすぎているから今こそ入るべきだ」と判断するんです。

渡辺: なるほど。まずは経験量がモノを言う世界ということですね…

与沢さん: ちなみに僕のセオリーの例で単純な話をひとつすると、たとえばずっと上がってきていたドル円がある材料をきっかけにバーンと落ちたとします。

このとき、7割くらいのトレーダーは浅いところで入る(買う)んですけど、もう1回落ちることが多いんです。

すると先ほど買ったトレーダーがロスカットして逃げるので、さらにガッと下がる。

渡辺: あーなるほど…はい。

与沢さん: そのあとぐらいに入ってくる人もいるんですけど、まだ売りの方が多く、買う人もイメージでいうと3割ぐらいに減っているので、上がる力がないんです。なのでもう1回落ちる。

慣性の法則みたいなもので、ここまで落ちつづけると普通の人はさらに落ちると思って買えなくなります。ただ、実際にはこのあたりから売った人たちの買い戻しが始まります。

だから僕は、ここで入るんです。

要は、逆張りをするときは十分に引きつけて、みんなが「もう買うのが怖い」というぐらい売られたタイミングで入っていく。

「もうはまだなり」「まだはもうなり」という言葉がありますが、トレードで勝つためには、このように一般感覚とは異なる行動を選択しないといけないわけです。

渡辺: なるほど。ただ、与沢さんの話を聞いていると、いたずらに逆張りをしているのとも違う感じがします。

単にチャートの形を見ているというよりも、そのウラにある人間心理を見ているというか…

与沢さん: まさにそうです。僕は常にそれを想像してますね。

結局、知識より経験を積んで得られる感覚の方が大事だと思ったのが短期トレードです。 渡辺: 人間心理を想像するとなると、投資も「情報商材を売る」という行為と共通する部分もありそうですね。

与沢さん: はい。アフィリエイトをやっていたときに「どうしたら人の心が動くか」を考えていたのと一緒で、投資でも「いま他の投資家はどう思っているか」を推し量ることが大切だと思います。

渡辺: 与沢さんはなぜそういう人間心理を掌握できるようになったんですか?

与沢さん: 僕、もともと小さいころはすごい内気で、怖がりで、イジメられてたんです。

そのときの経験から「自己防衛しなきゃ」という気持ちが出てきて、中学に入ったら非行少年になりました。

ただ、非行少年グループのなかには派閥というか序列みたいなものが存在していて、立ち振る舞いを間違えると逆にイジメの対象になったりすることもあって。

渡辺: かなり高度な人間心理の洞察力とコミュニケーション能力が求められそうですね…

与沢さん: そういう状況で僕はコミュニティの中心にいたんですけど、当時から「どうやったら人を動かせるのか」「どうしたらまわりから一目置かれるのか」ということをずっと考えてたんです。

早稲田大学在学中にビジネスコンテストで軒並み優勝していたときも、「どうやったら自分のプレゼンが審査員の心に響くのか」ということをいつも考えてましたね。

渡辺: なるほど…そんな原体験があったんですね。

与沢さん: はい。さらにいえば、デイトレードは自分の感情をコントロールして冷静に行動するための訓練になるので、現実世界においてもプラスになると思ってます。

与沢翼が考える「稼げる人」の条件とは?

渡辺: 与沢さんはビジネスのドメインを変えても成功しつづけていますが、どういう資質を持った人がお金を稼げると思いますか?

与沢さん: 自分の頭で考えて決断できる人ですね。自律的思考を持っている人。

投資でも「自分が尊敬する人に言われたからやってみる」という人は一時的には勝てたとしても、いずれ失敗してしまいます。

もし本当に投資がうまい人と同じ成績を残そうと思ったら、取引をする時期も量(金額)も合わせないといけませんから。部分的にマネしてもダメなんです。

渡辺: たしかにそうですね。

与沢さん: ちなみに僕自身の話をすると、投資を始めた当初、1日12時間くらい投資関連の本を読んでたんです。

ただ、そうやって勉強しているとセオリーがいっぱい出てくるんですよ。「資金投入は5分割にしろ」とか「利益確定は10%をメドにしろ」とか。全然違うことを言っている本もある。

そこで気づいたのは、「どの理論を採用するか、自分で決めなきゃいけないんだ」ということです。

渡辺: 本ばかり読んでいても、自分の意思がないと混乱してしまいそうですね。

与沢さん: 僕も本を読みすぎて、暗闇に入った時期がありました。ただ、最終的には「らしく行こう」と。

たとえば「新高値をつけた銘柄には順張りせよ(さらに上がると期待して買え)」というセオリーもあるんですけど、実際には一度上がって戻ってくる銘柄もあるわけです。

じゃあそのなかで本当に上がりつづけるものの特徴はなんなんだろう?と考えて、実際に新高値銘柄の材料を見て、以後の推移を追ってみたんですよ。

そういうことをやりはじめたら、上手くいくようになりましたね。

渡辺: 自分ならではのやり方やセオリーを確立することが大事ということですね。

与沢さん: そうです。僕も最終的には我流になっちゃいましたからね。

でも、そうやってまわりに流されずに自分の頭で考えて意思決定すれば、仮に失敗したとしても大きく成長できると思ってます。

渡辺: あと与沢さん、以前テレビ番組で密着されていたときに「欲を持てる人は強い」とも話していましたよね。

説得力がある主張だなと思ったのですが、一方でどうすれば与沢さんのように欲を持てるのかな、と。

与沢さん: 僕はよく「内圧」って表現してるんですけど、心の中にアツい気持ちを持ってるかとか、欲に対する忠実さというのは生まれつきの資質という面はもちろんあると思います。

ただ、そういったものを後天的に身につけられるとすれば、失敗や挫折の経験値ですね。辛い経験を積めば積むほどそれが反骨精神につながって、欲を持てるんだと思います。

温かいコミュニティのなかですくすく育っただけの人は、そういう面では弱いかもしれないですね。

渡辺: なるほど、納得です。

与沢さん: そしてそういう経験を積むために一番重要なのは、勇気を持つことです。

ドラクエの主人公がなぜいつも「勇者」なのかといえば、勇気を持っている人間が一番強いからだと思うんです。

勇気をもって挑むと、大抵は失敗します。でもそれによって欲望を持てたりとか、自分のミッションを見つけられたりする。

僕もこれまでいつも「結果を出す」と宣言して、背伸びとやせ我慢をつづけてしてきました。でもそれを繰り返したおかげで、精神的にも強くなりましたね。

与沢翼R25世代に贈る「マネーの金言」

渡辺: 大変参考になるお話の数々、ありがとうございました。

個人的には、メディアやSNSで見ていた与沢さんとだいぶイメージが違って驚きました(笑)。

最後に一筆、読者向けたマネーの金言をお願いしたいのですが。

与沢さん: わかりました。

やっぱり僕はこれですね。

「一点突破」

渡辺: 一点突破、ですか。なぜこの言葉を選んだんでしょうか?

与沢さん: 僕、「物事は集中させるべき」という信条を持ってるんです。

高校を中退したあとは仕事を始めて貯金に命をかけてましたけど、大学に行こうと思ったらすべてのコミュニティを離れて、携帯も解約して受験勉強に没頭しました。起業、投資、ダイエットを始めたときも同じです。

大前提として、人間はひとつのことしかできないと思ってるので。

渡辺: 与沢さんが経験して実感した、集中させることのメリットはなんでしょうか?

与沢さん: 大きな成果が出ることです。

仮想通貨に集中したときもダイエットに集中したときも、それぞれフォロワーが10万人単位で増えました。

そして、結果が出るとまわりが評価してくれたりして、次の景色が見えてきます。

渡辺: なるほど。結果を出したいなら、やることを絞ってとことんストイックに追求すべし、ということですね。

でも素朴な疑問なんですが、与沢さんはこれ以上何を手に入れたいんでしょうか?

与沢さん: 「完全な自由」ですね。

渡辺: 完全な自由。

与沢さん: 人間って、みんな何かしらに抑圧・束縛されていると思うんです。逆らえない人がいたり、隠さなければいけないことがあったり。

いまの僕はそれらを全部無視して生きたいと思っていて。お金の使い方に文句を言われる筋合いもないし、どこに住もうが何を食べようが自由。

そういうマインドを完全に体現したいんですよね。

渡辺: でもその生活って、もうすでに実現できているような…?

与沢さん: たしかに、できちゃってますね。

最近はヒマで、エネルギーが有り余ってる状態なんですよ。だからダイエットを始めたんですけど、今は英語に関心がありますし、2019年はもう一度投資に戻るつもりです。

もうこれが遊びなのか何なのか、自分でもよくわからなくなってきました(笑)。

「一点突破」

エンタメ感満載のインタビューにするつもりが、与沢さんのあまりに真摯な受け答えに戸惑ってしまった約1時間の取材。

きっと、みなさんが与沢翼に抱いているイメージと本当の与沢翼はだいぶ違うと思います。

でも、そうやってメディアでつくりあげた虚像により自分を追い込み、大きな目標を達成していく。それが与沢翼という人なんだと理解しました。

稼ぎつづける男は、次はどんな“一点突破”を見せてくれるのでしょうか?

〈取材・文=渡辺将基(@mw19830720)/撮影=長谷英史〉

( ゚Д゚)ゞ230億円稼いだ男の「100万円投資」入門

300万円で投資をはじめ、資産230億円を達成したカリスマ投資家のcis(しす)さん。何を考え、どう行動し、いかにして勝ってきたのか。

初の著書『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』(KADOKAWA)の出版を記念し、本人に「いま100万円で投資するならどうするか」を聞いた――。(第1回)

■今年は株で11億円を稼いだ

――『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』(KADOKAWA)を上梓されました。なぜ本を出そうと思ったのですか。

【cis】本を出すことに興味はないです。自分の投資手法を世の中に広めたいという気持ちもありませんでした。でも、10年以上の付き合いがある麻雀ライターの福地誠さんから口説かれたので、まあやってもいいかと。彼がかかわることで、何か面白いものになるんじゃないかと思ったのです。僕は彼の書いた麻雀の本が好きでした。麻雀の本は、分かりにくくてつまらないものが多い。でも彼の本は分かりやすいのに読者には媚びていないし、面白く読めるんですよ。

――cisさんは投資で230億円を稼いだそうですが、いまも資産は増え続けているのですか。

【cis】2018年を振り返ると、株で11億円くらいは稼ぎましたね。仮想通貨でも4~5億円の利益がありましたが、税金が重いので手元にはあまり残りませんでした。株の利益は、どんなに収入があっても一律で20.315%の税率じゃないですか。でも、仮想通貨の利益は他の収入と合算して税率が決まる「雑所得」なので、僕の場合は最高税率の55%(所得税45%+住民税10%)になってしまう。効率は悪いですね。

■お金を確実に増やせるチャンスを逃さない

――ぜひ教えてほしいのは、「素人がこれから投資で稼ぐにはどうしたらいいのか」ということです。cisさんが、いま100万円の手元資金から投資をスタートするならどうしますか。

【cis】う~ん、難しいなあ……。いまの時代は個人トレーダーにも巨額を稼ぐチャンスがあると思いますよ。投資は勝ちと負けの合計の差し引きがゼロになる「ゼロサムゲーム」だとよく言われるでしょう。つまり、負ける人がいなければ勝つ人もいないという見方です。もちろん手数料はありますから、その見方的には厳密には「マイナスサムゲーム」ですけど。

でも、市場全体の富の総量が増えるときもあります。たとえば、2012年12月に第二次安倍内閣が誕生してアベノミクスがはじまりました。アベノミクス前の日経平均株価は9000円前後でしたけど、2018年10月には2万4000円を超えています。つまりアベノミクスのはじまる前後に株を買っていた人は8割、9割が勝っているはず。こういう時期を逃さないようにすれば、わりと簡単にお金を増やすことができます。

いまはどうか言うと、株は難しい相場になっていますけど、投資手段はそれだけではありません。仮想通貨の時価総額は、上位3つの「ビットコイン」「イーサリアム」「リップル」だけで約17兆円になっています(2018年11月現在)。でも2年前は、すべての仮想通貨で2兆円程度の時価総額だった。つまりこの市場自体に2年で15兆円分の富が増えたことになります。まあ仮想通貨もいまは下がり目なので、僕自身あんまり興味はないですね。

IPO株、上場後の狙い目は「値上がり時」

会社に置き換えれば、もっとわかりやすいかもしれませんね。ある人が起業して10年後にその会社の株価の時価総額が10兆円になったとします。これは普通にありうることですよね。でも新たに10兆円の会社ができたからといって、他の会社の価値が10兆円分減るわけではないですよね。つまり、富が増えたのです。運用で成果を得るには富が増えるものに投資すればいいのです。

――すると、これから株で増やすことは難しいですか。

【cis】初心者が株で増やすなら、さまざまな証券会社に口座を開いて、IPO(新規上場株)の申し込みをするのがいいと思いますね。IT系で東証マザーズに上場する銘柄なら、上場後に値下がりするリスクは低いと思います。

ただ、IPOは抽選なので、もし当たらなければ上場後(セカンダリ)を狙います。セカンダリなら誰でも買えますし、購入する株数も自由です。ただ、上場後に値上がりしている銘柄を買うのが基本です。これを「順張り」といいます。上場で値がついた後に株価が下がると割安に感じて買いたくなる人がいます。これは「逆張り」と言いますけど、僕なら手を出しません。あくまでも上がっている株がいいと思いますよ。

■本能に克たねば相場には勝てない

――IPO株を買ったとして、いつ売却すればいいですか。

【cis】僕の場合は、上がっている間は売りませんね。初心者にありがちな失敗は、少し上がったところで慌てて売ってしまうことです。売って利益確定をしない限り「勝ち」になりません。だから、「次の瞬間に下がり始めて、せっかくの利益が吹き飛んでしまったらどうしよう」と不安になって売ってしまうのでしょうね。

逆に買った株が下がっても、売らなければ損は確定しませんから、なかなか損切りができない。結局、下がった株は塩漬けにして、上がった株はすぐに利益確定する。これは人間の本能に近い行動だと思いますけど、本能に従っていたらお金は増やせませんよ。

ですから株価が上がっている限りは1年でも2年でも保有して大きな利益を狙う。しかし、2回下がったら僕は売ることが多いですね。IPO株に限りませんが、上昇が続いている銘柄の場合、一度下がっても復活することはよくあります。でも、2回大きく下がると、復活せずにそのまま値下がりが続くことが多いんです。

cis『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』(KADOKAWA

■プロでも失敗する。大事なのは「損切り

――上がっている銘柄を買うというのはわかりますが、初心者は株価がピークのときに高値掴みしそうで怖いのではないでしょうか。

【cis】高値掴みするリスクは、初心者でもプロでも変わらないと思います。

それは僕にしても同じで、高値掴みをすることも結構ありますけど、損切りが早いので大きな痛手を受けずにすんでいるだけです。ですから高値掴みをしないように努力するのは無駄だと思います。上がっている株を買って利益を最大化する。でも、下がったら早めに損切りをする。リターンとリスクのバランスをとることが大事です。

勝率にもこだわらないほうがいいですよ。大事なのはトータルの損益です。勝率が8割でもトータルがマイナスなら資産は増えません。僕の場合、銘柄ごとに勝敗を見ると、勝率は3割くらいだと思います。7割はトントンかちょい負け。それでも、負けた額の10倍、20倍の金額で勝つことがあるから、トータルでプラスになるのです。

■資金が多いほど投資効率は下がる

――そうはいっても投資の世界にはプロがたくさんいますから、素人には太刀打ちできませんよね。

【cis】そんなことはありませんよ。だって僕らは自分のお金を投資しているわけですから真剣でしょう。

 

人のお金を運用しているプロの人は、うまくいっても失敗しても大きく生活は変わりません。だからプロの中にはルールを決めて、その通りに投資をする人が少なくないのです。機械的に売買するだけですから、個人でも勝てるチャンスはありますよ。

――やはり、投資資金は多いほうが有利ですか。

【cis】それは逆ですね。投資資金が多くなるほど投資効率は下がります。むしろ資産総額が1500万円以下であれば、それを数倍にするチャンスは無数に転がっています。ゲームでレベル1をレベル10にするようなもので、誰でもできると思います。僕がいまの資産を1兆円に増やすのはかなり不可能に近いですから。


cis(しす) 個人投資家

1973年3月生まれ。2018年11月現在、資産約230億円。大学4年生の2000年夏に口座を開き300万円で株式投資を始める。01年法政大学卒業後、親族が経営する企業に就職。02年デイトレを開始。一時期資産を104万円まで減らすもスタイルを変えてからは勝ち続け、資産6000万円で04年6月に退職。以後専業トレーダーとして04年内に2億円、05年内に30億円弱の資産を築き、トッププレイヤーの仲間入りを果たす。その取引の影響力の大きさから「一人の力で日経平均を動かせる男」とも言われる。

⚡「私は仮想通貨で億り人になった」資産4億円超えの40代イケメン投資家がかたる仮想通貨の今後

2017年暮れに暴騰し、年明けに暴落した仮想通貨。ある有名トレーダーが「もう自分が生きている間にこれほど暴騰する投資案件はでてこないとおもう」と語ったほどの大波だった。このかつてない大波にのり、1億円以上の利益を手にした「億り人」もいた一方で、波に乗ろうとして、その大波に巻き込まれて大損した人もいた。

うまく波を乗り切った人はどのような人なのだろうか。投資の天才?それとも偶然?その利益は何に使っているのか?そして暴落騒動から1年が経とうとしている今、仮想通貨をどう考えているのか?実際に億り人となったある男性に話を聞いた。

サラリーマンをしながら会社に内緒で会社設立

大多ジョンさん(仮名)は40代前半のすらっとした高身長のいわゆるイケメン。日本とイギリス、台湾のミックス。

元々日本で暮らしていたが、大学院にすすむため渡米。2005年に卒業し帰国。「給与がよかったから」と貿易を主とする中小企業に入社したものの、働いてみたら超ブラック企業。残業代は出ないうえに、8か月を過ぎたころから給料の未払いが発生。その数か月後に見切りをつけ、2006年、大手カード会社に転職する。ここまでの話を聞いている限りでは、むしろ不幸を感じてしまうくらいだ。

カード会社では国内の債券管理などを担当。入社から8年後、会社での経験をもとに会社に内緒で決済代行会社を設立。しかし、少ししか利益を上げることができず、一年半で会社を畳むことに。

このあたりから人と違う生き方のにおいがしてくる。

彼は、脱サラを目指して再びチャレンジ。

会社を畳んだ後、当時流行りだしたフィンテックに目をつけ、指紋認証による決済システム会社を設立。その後、会社は無事に軌道にのったことから入社10年でサラリーマンを辞めて、会社運営に本腰をいれることにした。しかしこれだけでは億万長者にはなれない。

この“チャレンジ精神”こそが、このあと彼を億万長者にのしあげることになるのだ。

ただただ怪しい人から勧められたビットコイン

2010年ころ、会社設立に向けていそいそと参加していた異業種交流会で、何をしている人なのかさっぱりわからない、「ただただ怪しい人」にしか見えなかったという男性から「ビットコイン(BTC)を買っておいたほうがいいよ」とささやかれた。このとき、BTCは0.003ドル。もしこのとき1万円分を購入していたら、その後7年で75億円相当にまで急騰するなど、当時の彼は知る由もない。ただただ怪しかった。

しかし、当時のレートで480憶円相当のBTCが“消失”した2014年のマウントゴックス事件でふたたびBTCを耳にしたとき、怪しい男のささやきを思い出した。これが仮想通貨か、と。仮想通貨の基幹技術・ブロックチェーンを徹底的に勉強し、そこに彼は将来性を見出した。問題は資金だ。

そこで自身の会社が軌道にのった2016年に、脱サラ。当時所有していた横浜市内の1LDKのマンションを約3000万円で売却し、この全額を仮想通貨絡みの15の投資案件に分散。日利1%がつくというハイプ案件は破綻して300万円を失ったりしたが、ほかの分散していたハイプ案件がはじけた。分散投資した70BTCが150BTCに。さらにそれを分散投資したら2017年4月には1500BTCに膨れ上がった。当時のレートは約30万円。4億5000万円だ。

しかし、すべてうまくいくわけではない。

その後1500BTCの8割が失われたのだ。

もちろん分散はさせていたのだが1100BTC分の案件が全てぽしゃって戻らず。 年利20%を約束した台湾人に託した200BTCは配当すら払われず、連絡はとれる状態だが、もう期待はもてない。

残りの200BTCは株やFXの運用者に託していて、これだけがまわっている。

このおかげで、現在およそ2億円相当の仮想通貨と、2億円相当のキャッシュが手元に残っている。

保有口座はプライバシーの問題から撮影できなかったが、情報をまとめたエクセルを見せてもらえた。各口座に相当額の仮想通貨を保有していることを筆者が確認済み。

今後の仮想通貨はどうなる?はじけるの?

結果的に成功した投資活動を振り返り、彼はハイリスクの投資について「2割が経験値で8割が運」だと語った。また選ぶ基準に関しては「結局投資の判断材料はない。やってみないとわからない。しかしある程度経験を積んだら、信頼できる、できないのにおいがある。理屈ではなく、感覚」だという。

一方で、誰もが気になる仮想通貨の将来。果たして今後に向けて買いなのか?聞いてみると…

「仮想通貨は石油と同じでこれから総量は減っていく。10数年後にはどれかがはじけるとおもっている」と彼。「減る」とは「バーン」のこと。ブロックチェーンの技術に間違いはなく、それを活用した仮想通貨がふたたびはじける可能性は十分あり得るらしい。

しかし、どれがはじけるかわからない。どうしたらいいの?

「選ぶ基準としては日本の大手取引所が扱う仮想通貨トップ10。僕はここにまんべんなく散らしています」

つまり、BTCはもちろんだが、仮想通貨をすこし調べたことのある人なら聞いたことがあるであろうイーサリアムイーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュリップル、リスクなど、大手取引所が扱う、いわゆるメジャー級の仮想通貨に散らすしかないという。そしてこれらの「長期保有」が大前提だ。

さらに、かつて国内外で発生した巨額流出のリスクを分散させるために海外取引所を含めて複数の取引所に散らして保管している。

ただ、忘れてはいけないポイントは、彼は仮想通貨だけに絞って投資しているわけではない。資産はほかにもFXや株などを運用する投資案件に散らしている。

祖父は「西武グループ」のようなグループ会社の創業者

なぜ彼はそうまでして投資に燃えるのか。サラリーマンとしての生涯年収は優に超えている。

理由は彼のルーツにあった。

彼の祖父はある国で、だれもが知るグループ会社の創業者。日本でいう西武グループのような超有名グループ企業だという。その祖父が、自らの資産で医療を無償提供しているのをみて「自分のための金儲けはただの成金」と思うに至ったのだそうだ。

そのため、マレーシアのある小さな島を訪れた時に、ぼろぼろの家に住み、栄養失調状態のこどもをみて、負の連鎖を断つには教育を施さなければならないと強く思い、東南アジアの貧困地域に病院や学校を建てることが目標になった。そしてその資金を捻出するために投資をしている。

だから、いま4億を超える資産があっても、持ち家はないし、車も持っていない。高級ブランドにも興味はない。何度か食事を共にしたが、高級店などのこだわりはまったくないし、基本、割り勘だ(笑)

ちなみに1500BTCを保持したまま、2017年暮れの“仮想通貨バブル”を迎えていたら…300億円の資産になっていた点を後悔していないのかとたずねたら笑顔でこう答えた。

「大きなリターンを得るにはリスクをとらなくてはならない。だから後悔はない」

何事もリスクとリターンは表裏一体だ。リスクヘッジのための細かい分散こそが彼を救い、信念に基づく尽きぬチャレンジ精神が、彼をここまでのしあげたのだろう。

投資に絶対はない。ここに記した投資スタンスはあくまで彼個人の考えだ。みなさんも投資をする際は十分その案件を調べた上で、自己責任でお願いしたい。

(執筆:フジテレビ プライムオンラインデスク 森下知哉

👉JT(日本たばこ)のお得な「新」株主優待と最近の株価

JT株主優待の概要

早速ですが、同社の株主優待の詳細を見ていきましょう。

JTは2018年11月に新たな株主優待制度を発表しています。今回はこれまでの株主優待制度を振り返りつつ、今後どのように変わっていくのかについて見ていきましょう。

これまでの(現行の)株主優待内容は以下の通りです。

 対象株主

同社株式を100株以上保有する株主

 株主優待確定日

 ・毎年6月末  ・毎年12月末  株主優待内容

 ・同社グループ商品  ・寄付制度  株主優待基準

 ・100株以上200株未満(Aコース):1000円相当の同社グループ商品または相当額の寄付  ・200株以上1000株未満(Bコース):2000円相当の同社グループ商品または相当額の寄付  ・1000株以上2000株未満(Cコース):3000円相当の同社グループ商品または相当額の寄付  ・2000株以上(Dコース):6000円相当の同社グループ商品または相当額の寄付 新制度の株主優待は以下のようになります。

また、現行の株主優待制度は、2019年6月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主への適用をもって終了。2019年12月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主から、変更後の新制度の適用となります

 対象株主

同社株式を100株以上保有する株主

 株主優待確定日

毎年12月末(年1回に変更)

 株主優待内容

 ・同社グループ商品  ・寄付制度  株主優待基準

いずれのコースも継続保有期間が1年以上の場合に限ります。

 ・100株以上200株未満(Aコース):2500円相当の同社グループ商品または相当額の寄付  ・200株以上1000株未満(Bコース):4500円相当の同社グループ商品または相当額の寄付  ・1000株以上2000株未満(Cコース):7000円相当の同社グループ商品または相当額の寄付  ・2000株以上(Dコース):1万3500円相当の同社グループ商品または相当額の寄付

そもそも株主優待とは何か

株主優待とは、「株主優待制度」とも呼ばれ、株主が何らかの特典を得られる制度のことを言います。

株主優待制度は日本の上場企業の中で広く実施されている制度です。発行体が提供するサービスや商品に関する優待内容、クオカードといった金券、または食料品などのケースもあります。日本の株主優待内容は多様性があり、世界でも稀な制度です。

株式投資は値上がり益(キャピタル・ゲイン)と配当がお目当てという方も多いと思いますが、課税をされない株主優待は「お得な」制度ともいえます。株主になれば、配当を手にする権利もありますが、ここでいう株主優待制度の中には配当に関する権利は含まれません。

ちなみに、日本の上場企業の株式に投資をしている投資信託を購入するのでは、個人投資家株主優待の特典を享受することはできません。個別株式への投資が必要です。

株主優待だけではなく株価にも注意したい

株式投資をされている方で株主優待にだけに興味があるという人は少ないでしょう。

株主優待を受けるために必要なのは、その企業の株主になることです。そして、ひとたび株主になれば、その企業の株価が今後どうなるかが気にならない人はいないでしょう。

どんなに株主優待の内容が優れているからといって、自分が購入した時の株価と比べて今の株価が大きく下落したのでは意味がありません。株主優待をきっかけに株式に投資をしたという場合でも、その企業の業績と株価には注意したいものです。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向をチェックしておきましょう。

同社の過去1年の株価を振り返ると、大きく株価が下落した1年であったといえるでしょう。1年前は3000円台後半で推移していた株価が、現在は2000円台後半となっています。

バリュエーションも会社予想のPERや実績値のPBRで見ても、今後面白そうな展開も期待させてくれそうな水準です。もっとも、加熱式タバコなどに代表されるようにテクノロジーにより喫煙も変わってくる可能性もあり、今後も同社から目が離せません。

賛否両論あるが税金はかからない株主優待

多くの投資家を惹きつけてやまない株主優待ですが、実は一部では批判もあります。長期で保有する株主からすれば、「短期で売買を繰り返す株主に優待を提供するのはいかがなものか」というものです。

株主優待は自社サービスや商品の一部に関連する内容を提供する企業も多いですが、現金同等物のような内容の企業もあります。これは発行体からすれば確実なキャッシュアウト(現金流出)となります。短期間しか株主でない投資家のために、なぜ費用をかけなければならないのかという観点です。

様々な議論のある株主優待制度ですが、日本人の個人投資家からすると、「配当には課税をされるが、株主優待には課税をされない」ため、株主優待は税金を考えれば「お得だ」という意見もあります。ぜひ、皆さんも株主優待でお得なライフスタイルを確立されてみてはいかがでしょうか。

 【補足】株主のメリットは株主優待だけではない

株主のメリットはここまで見てきたような株主優待内容だけではありません。株主の権利としてより中心なポイントとしては、配当を受ける権利であります。配当を出している企業であれば、年に2回、上期と通期決算のタイミングで配当が支払われますことがあります。

会社の業績が良ければ増配されることもありますし、投資先などがない場合も配当を増やす企業もあります。株主優待の内容もさることながら、投資先企業の業績内容を確認して、配当が増えていくのを期待するのもの株式投資の醍醐味です。

 【注意点】株主優待を受けるために気を付けておきたいこと

株主優待を受けるためにはいわゆる「株主名簿」に株主として氏名が記載されていないといけません。「株主権利確定日」といわれる決算期末日に株主として記載されていなければなりません。

たとえば、決算期末日に売買をしたのでは、株主名簿に氏名が記載されません。株主権利確定日を含む4営業日前までに株式を購入する必要があります。

また、証券会社によっては単元未満株のサービスがありますが、株主になるためには最低の単元株式数を保有しておく必要があります。単元株とは、通常の株式の売買で取引される単位です。たとえば、100株というような単位となっています。銘柄ごとにご確認ください。

 【ご参考】株主優待をはじめるにあたって必要なこと

証券会社を通じて株式を購入する必要があります。証券口座を開設するまでにはある程度時間が必要ですので、株主優待に興味のある方でまだ証券口座をお持ちでない方は前もって口座を開設しておくことをおすすめします。

余談ですが、株式投資をする際には、少額投資非課税制度である「NISA(ニーサ)」などを活用すれば非解税枠を利用することもでき、さらに「お得な株式投資」をすることができます。

 【参考資料】

JT株主優待JT株主優待制度の変更に関するお知らせ」

マジ得!🎆カリスマ主婦が厳選する株主優待の「おいしい外食銘柄15」

激しい乱高下が続いている日経平均。自分のポートフォリオを見るのも嫌になってしまいますが、そんな時は気分を変えて、株主優待で外食を楽しんでみませんか?   こんにちは、まる子です。皆様、優待ライフ楽しんでいますか。

 さて、株主優待と言ってもさまざまなジャンルがあります。人気なのは誰でも使えて有効期限のないクオカードやギフトカードの「金券類」。また会社のおススメ商品が詰まった「自社製品詰め合わせ」や選んでも届いても楽しい「カタログギフト」。最近ではポイントで商品が選べるプレミアム優待俱楽部を導入する企業も増えています。

 ですが、やはり使って嬉しい株主優待のNo.1は「外食」。いつもランチでお世話になっているあのお店、今日は家族サービスでファミレス、オシャレなカフェで女子会やちょっとリッチに高級フレンチなど、食事を楽しむ優待は種類も多くジャンルもさまざま。お腹も満足、お財布にも優しい外食銘柄、今月はじっくり研究してみましょう。

 まずは基本から。株主優待はいくらお得と言っても使わなくては意味がありません。銘柄選びに重要なのが「使えるお店が近くにあるか」。

 自宅でも会社でも、よく行く観光地でも、使えなくてはただのゴミになってしまいます。また夜の外出が難しい主婦の方は、ランチ営業をしているか、テイクアウトが出来るかなどをチェックするのもお忘れなく。

 私が気にしているもう一つは、「優待額面」。同じ3000円の優待額でも、3000円1枚の優待券と500円6枚の優待券では使い勝手に大きく差が出ます。

 優待券はお釣りが出ないのが普通ですので、大勢での会食の際に3000円の優待を使うのは良いですが、普通お一人様ランチですと1000円前後。お釣りの事を考えると額面が少額のほうが使いやすいですよね。

 他にもクーポンや他の割引券と併用でき、よりお得に使えたり、長期保有制度があったり、近くに店舗が無くても商品と交換できたり、銘柄によって千差万別。

 また、業績面でも配当を出しているかも気にしています。せっかく優待目当てで株を買っても業績不振で減額や廃止になってしまったら元も子もありません。

 優待銘柄の一番のリスクは優待改悪のニュース。東証の開示情報(https://www.jpx.co.jp/listing/disclosure/)はマメにチェッすることをおすすめします。

 ご自身の生活に合った外食銘柄は必ずあると思います。一番のお気に入り銘柄を是非探してみて下さい。

株主優待のおススメ外食銘柄をズラリ一挙紹介!

 まず紹介するのは「外食の優待銘柄と言えばコレ」という外食銘柄です。どの銘柄も全国区で店舗数も多いです。優待も使いやすく、ご家族皆さんで楽しめます。吉野家コロワイドは商品との交換もできるのもありがたい。

 人気の優待銘柄は相場が下落しても、優待を目的でガッチリホールドされている方が多いので、思ったほどマイナスにならない安心感も。まずはここから外食の優待を始めてみるのも良いかもしれません。


●社名:吉野家ホールディングス ●コード:東1・9861 ●権利月:2・8月 ●優待内容(100株):飲食券300円×10枚

優待額面が300円なので使いやすいのも魅力の1つです。「吉野家」だけでなく「はなまるうどん」、「ステーキのどん」、「フォルクス」などでも使えるので、牛丼はお父さんのランチに、ステーキは家族サービスと使い分けても。


●社名:日本マクドナルドホールディングス ●コード:東J・2702 ●権利月:6・12月 ●優待内容(100株):1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲物、3種類の無料引換券が1枚になったシート6枚

バーガー類、サイドメニュー、飲み物と好きなものをチョイス出来ますし、お腹の減り具合で、バーガーだけ、ドリンクだけと使い分けが出来るのも魅力。期間限定のバーガーも選べるので、どう組み合わせて、一番「お得」を考えるのも楽しいです。


●社名:すかいらーく ●コード:東1・3197 ●権利月:6・12月 ●優待内容(100株):飲食代割引カード3000円相当

全国どこにでもあるすかいらーくグループ各店舗でつかえるので、使いやすい優待のひとつ。ファミレスなので、ご家族皆さんで楽しめます。各種割引券との併用も可能なので、よりお得に使えます。


●社名:コロワイド ●コード:東1・7616 ●権利月:3・9月 ●優待内容(100株):株主優待ポイント20,000ポイント付与(500株)

投資額は150万近くになりますが、年間4万円分のポイントは魅力。ポイント制なのでお釣りの心配もなく、商品との交換も出来るので無駄がありません。アトム(7412)、カッパ・クリエイト(7421)と相互利用可能なので、投資の予算に合わせて選べるのもありがたいです。

株主優待でお寿司、ステーキ、カフェを安く楽しむ

 次におすすめするのは、「社名を聞いただけではどんなお店があるのか良く分からないグループ」。

 店舗展開が複数業態で、お寿司やステーキ、カフェやビュッフェなど優待券を使えるお店が幅広く、どこで使うか迷ってしまうほど。気になるお店を見つけたら、どこが経営しているか調べてみると、思わぬ外食優待銘柄に出会えるかもしれませんよ。


●社名:クリエイト・レストランツ・ホールディングス ●コード:東1・3387 ●権利月:2・8月 ●優待内容(100株):優待食事券3000円相当

店舗数とバラエティに富んだ業態の多さに、毎回どのお店で使おうか迷ってしまう優待です。新しく出来た東京ミッドタウン日比谷には8店舗も入り、楽しみが増えました。額面500円なのもありがたい。


●社名:テンポスホールディングス ●コード:東1・2751 ●権利月:4月 ●優待内容(100株):8,000円相当の食事券(1,000円×8枚)

中古厨房機器のリサイクル販売の会社ですが、グループ傘下の「あさくま」で使える優待券を出しています。ジューシーなステーキや豊富なサラダビュッフェなど満足できるメニューが揃ってます。


●社名:DDホールディングス ●コード:東1・3073 ●権利月:2月 ●優待内容(100株):6,000ポイントまたは株主優待券6枚

こちらの優待も使える店舗と種類が豊富。居酒屋からちょっと面白いコンセプトカフェまで、非日常も楽しめます。DD POINTの会員になるとお誕生月にはプレゼントポイントもいただけます。

「銀だこ」も「丸亀製麺」も株主優待で食べ尽くす!

 会社員の方におススメな次のグループは「居酒屋」。テンアライドは1000株まで比例で優待額が増えるので、気に入ったら買い増しを検討しても。ただ、今のところ無配なので、投資判断にはご注意ください。大庄のカタログで頂ける高級デニッシュ食パン「MIYABI」も美味しいですよ。


●社名:テンアライド ●コード:東1・8207 ●権利月:3・9月 ●優待内容(100株):株主優待飲食券(500円×2枚)

居酒屋「天狗」の優待券は、何かと便利。ワンコインランチを提供している店舗も多いので、優待券でスマートなお会計が出来ます。投資額もあまり高くありませんよ。


●社名:大庄 ●コード:東1・9979 ●権利月:2・8月 ●優待内容(100株):優待飲食券または産直品2500円相当

「庄や」や「やるき茶屋」などの居酒屋などで使える優待券も良いですが、カタログから選べる産直品も魅力的。近くに店舗がない場合、こうしたギフトがあると無駄なく使えて便利です。

 おやつや麺系の外食優待はこちら。「銀だこ」は最近流行りの“ちょい飲み”が出来る店舗も多くなり、ハイボールとたこ焼きとを一緒に楽しめます。インスタ映えするたこ焼きは外国人観光客にも人気の様です。「丸亀製麺」の優待券額面は100円なので、使い勝手が良く、ありがたいです。


●社名:ホットランド ●コード:東1・3196 ●権利月:6・12月 ●優待内容(100株):株主優待券1500円相当

たこ焼きの「銀だこ」や「コールド・ストーンクリーマリー」などで使える優待券は、小腹が空いた時やちょっと甘い物が欲しくなった時に重宝する優待券。ポイントカードも活用するとよりお得。


●社名:トリドールホールディングス ●コード:東1・3397 ●権利月:9月 ●優待内容(100株):割引券(100円×20枚)

丸亀製麺」で使える優待券。額面が100円と細かいので、無駄なく使えるのもポイントが高いです。他の割引券やクーポン、毎月1日の「釜揚げうどんの日」でも使えるので、持っていると便利ですよ。


●社名:丸千代山岡家 ●コード:東J・3399 ●権利月:1・7月 ●優待内容(100株):ラーメン引換券(450-1,070円)2枚または北海道産米2㎏

ガツンとしたこってり系のラーメンがお好きな方にはおススメの銘柄。店舗数はあまり多くありませんが、麺の硬さやスープの濃さなど自分なりにカスタマイズできる楽しみもあります。

憧れの高級レストランも株主優待でおトクに楽しむ!

 最後のグループは少し高級系。愛宕にあるワイズテーブルの「EXE」は眺めも良く、ランチは1000円からあり、お気に入りのお店の1つです。

 ひらまつのレストランもここぞの時に使えるお店で、10%の割引でも威力は絶大。有償の株主フェアではおいしいお料理とワインのマリアージュを楽しめ、株主である優越感も浸れます。「Bills」の優待券は毎年楽しみにしている優待の1つで、友人と銀座の店舗で優雅に楽しんでいます。


●社名:ワイズテーブルコーポレーション ●コード:東2・2798 ●権利月:2・8月 ●優待内容(100株):5,000円相当の株主優待券(1,000円×5枚)

「サルバトーレクオモ」の焼き立てビザはおいしいですし、「XEX」などでちょっと高級イタリアンを楽しんでも。近くに店舗がない方は商品との交換も可能なので安心です。3年以上の長期保有で10%割引カードもいただけます。


●社名:ひらまつ ●コード:東1・2764 ●権利月:3・9月 ●優待内容(100株):自社経営レストラン・ホテル利用割引10%、フェアへの有償招待など

高級フレンチ、イタリアンを運営。お一人様の単価が高いので10%の割引でもありがたい優待です。有償の株主フェアではワインもフリーフローなので、美味しいお料理と共に、非常にお得です。


●社名:サニーサイドアップ ●コード:東J・2180 ●権利月:6月 ●優待内容(100株):自社運営レストラン指定メニュー2品無料券、ソフトドリンク2杯無料

「Bills」の店舗数は少ないですが、非常に満足感を味わえる優待。ハニコムバターがのった人気のパンケーキはインスタ映えもし食べ応え十分。優待券は一度に2品、2杯なので、お友達を誘うかご自身で2皿食べて、2杯飲んでも。

 大和インベスター・リレーションによると、今年の9月末現在で株主優待を実施する企業が過去最高の1450社になったそうです。企業から安定株主として個人株主に対する期待も感じられ、これからもますます増えそうな気もします。

 多くの優待銘柄の中から自分に合った銘柄をじっくり選びたいですね。

まる子